【Linux版】超解説!RDR2のRedMサーバーの立て方を紹介!【徹底解説】
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2023年10月1日より施行された景品表示法の指定告示(通称:ステマ規制)によって、広告を掲載しているサイトやメディア、SNS内に、読者が認識できるような表記が必須となりました。
当サイトにおいても景品表示法に則り、冒頭に表記するようにしていますので、ご理解の上、ご覧いただけますと幸いです。
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RDR2のRedMサーバーを立てたいけれど、「パソコン性能が悪い」「サーバー知識がない」など色々な問題で立てられない方がいらっしゃると思います。
そんな方のために、Linux版でRDR2のRedMサーバーの立て方を誰でも分かりやすく紹介していきます!
この記事では、Linux(Ubuntu)でコマンドを使ったRDR2のRedMのマルチプレイサーバーの立て方を分かりやすく紹介していきます。
LinuxのUbuntu環境を構築できれば、ほとんど同じ手順でRedMサーバーを立てられると思います。
この記事を書いた人
揚げたてのポテト
- 当サイト「揚げポテGameSV」の管理人
- ゲームサーバー運用歴10年以上
- 見やすく、分かりやすくを心掛けて書いています。
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RedMとは
RedMとは、PC版のRDR2にMODという追加要素を入れて、通常のオンラインプレイと異なる遊び方で楽しめるマルチプレイサーバーのことです。
通常のオンラインプレイとの違いは、主にロールプレイ(RP)を意識した立ち回りが必要です。ロールプレイとは、ゲーム内での職業や会話をキャラクター本人になりきるという遊び方のこと。
最近では、ストリーマー界隈(スト鯖)で注目されたGTA5(VCRGTA)が話題になっていて、配信者同士のロールプレイを見て楽しむ視聴者が増えています。
RedMの由来は、RDR2(Red Dead Redemption 2)の「Red」とMODの「M」を組み合わせて「RedM」と名付けられました。
サーバーとは
さて、RedMでマルチプレイをするためには一緒に遊ぶ場所(サーバー)を用意する必要があります。
RedMでは、既に有志の方が開放しているサーバーで遊ぶこともできますが、ルールが決められていたり、知らない人が多く参加しています。
そのため、ロールプレイ初心者からすると、ロールプレイの仕方が分からず、コミュニケーションが取れずに楽しめない方もいると思います。
そんな中、自分だけのサーバーを用意することで、独自ルールを作り、身内だけ呼んで、好きなように遊べるので楽しめるメリットがあります。
必要なサーバースペック
RedMサーバーが必要とするサーバースペックは以下の通りです。
パーツ | 最低スペック | 推奨スペック |
---|---|---|
CPU | 6コア | 8コア |
メモリ | 8GB | 16GB |
RedMの負荷自体は、そこまで高くありませんが沢山のプレイヤーを接続する想定があるため、要求されるサーバースペックも大きくなります。
また、RedMサーバーはゲームの世界に生活があるため、24時間365日でサーバー起動されていることが好まれます。
それらを踏まえると個人サーバーで立てるより、圧倒的にレンタルサーバーの方がサーバー費用や電気代などが抑えられるため、コスパが良くおすすめです。
国内では、数々のレンタルサーバーが存在しますが、筆者がおすすめするのは「ConoHa VPS」と「Xserver VPS」です!
初心者向けにおすすめできるレンタルサーバー2社
Xserver VPS 公式サイト | 3~4倍のサーバー性能&高速回線を提供 初めての方でも直感的な操作で分かりやすい 8GBプラン:月額4,400円/16GBプラン:月額9,750円 | 大手他社より
ConoHa VPS クーポンをもらう | 800円クーポンが貰える 1ヶ月以上利用する方はまとめトクの料金がおトク 8GBプラン:月額4,389円/16GBプラン:月額9,746円 ※上記料金は割引キャンペーン適用済み(10月11日まで) | 初回利用は
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サーバーOS「Ubuntu22.04」を選択する
サーバーOSは、Linuxの「Ubuntu22.04」を使用してください。
当記事では、VPSのUbuntu22.04を想定して進めるので、他のバージョンは正常に動作しない可能性があります。
初期設定
それでは、作成したVPSに接続して、RedMサーバーを立てる準備(初期設定)を行っていきます。
慣れないコマンド操作が出てきますが、記事通りに行えば問題ありませんので安心してください。
VPSに接続する
VPSに接続する方法はいくつかあるのですが、今回はWindowsパソコンに標準搭載の「Windows PowerShell(以下、PowerShell)」から接続していきたいと思います。(コマンドプロンプトでも接続できます)
Windows PowerShellを開きたいと思うので左下の「Windowsマーク」をクリックします。
アルファベット順に並んでいるアプリケーションの中から「Windows PowerShell」を探して開きます。
PowerShellのデフォルトでは日本語に対応していないので設定を行います。
上部のWindows PowerShellで右クリックし、「プロパティ」を選択します。
プロパティの「フォント」タブを選択し、フォントを「MSゴシック」を選択して「OK」します。
これでPowerShellを日本語に対応できました。
PowerShellにVPSに接続する以下のコマンドを入力し、Enterキーで実行します。
ただし、「123.456.78.9」部分は、上記のIPアドレスに置き換えて入力してください。
ssh root@123.456.78.9
実行した時に「Are you sure you want to continue connecting (yes/no/[fingerprint])?」と聞かれたら「yes」を入力し、Enterキーで実行してください。
次に以下の画面になると思いますが、こちらはVPS接続に必要な「rootパスワード」の入力を求められています。
rootパスワードはサーバープランを申し込む時に決めているので、それを入力して実行します。
- 「WARNING: REMOTE HOST IDENTIFICATION HAS CHANGED!」と表示されて接続できない
-
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@ @ WARNING: REMOTE HOST IDENTIFICATION HAS CHANGED! @ @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@ IT IS POSSIBLE THAT SOMEONE IS DOING SOMETHING NASTY! Someone could be eavesdropping on you right now (man-in-the-middle attack)!
上記のエラーが発生してVPSに接続できない場合は、以下のコマンドを順番に実行すると接続できるようになります。
ssh-keygen -R 123.456.78.9 ssh root@123.456.78.9
おそらく以下の画面に切り替わるのでこのような画面になればVPSの接続完了です。
今後はこの画面を使って、サーバーの初期設定やRedMサーバー構築を進めていきます。
この画面でコピペするには、ショートカットの「Ctrl+C」や「Ctrl+V」が使えないので、貼り付ける時は、画面内で「右クリック」すると貼り付け(ペースト)ができるので、コマンド入力に活用してください。(コピーは別の方法です)
ここまでお疲れさまでした。
VPSの準備が整ったので、これからRedMサーバーの立て方を紹介していきます。
サーバーの初期設定
無事にVPS接続できたので、サーバーの初期設定を行っていきたいと思います。
コマンドを使っての作業になりますが、記事通り行っていただければ問題ありません。
セキュリティ向上のために、VPS(Ubuntu)のパッケージというものをアップデートします。
apt update && apt upgrade -y
アップデートする理由(豆知識)
Ubuntuでは、各ソフトウェアが「パッケージ」という形で管理されています。
VPSは、このパッケージが古いバージョンのまま使われていることがあるので、まずは各パッケージを最新版にアップデートすることが鉄則です。
古いパッケージにはセキュリティ欠陥やバグが含まれることもあります。なので、セキュリティ向上のためにアップデートは重要になります。
実行すると、沢山の文字が表示されますが、焦らずにアップデートを見届けましょう。
アップデート中に以下の画面が表示されることがあります。
以下の画面が表示されたら、Enterキーを押します。
TABキーを押すと「了解」が赤くなるのでこの状態でEnterキーを押します。
2番目の「keep the local version currently installed」を選択して、Enterキーを押してください。
選び方は↑↓キーで選択できます。
以下の画面では、「n」を入力して実行してください。
アップデート完了
「root@x123-456-78-9」となっていればアップデート完了です。次のステップへ進みましょう。
MariaDBというデータベースのパッケージをインストールしていきます。詳しい説明は省くので気になる方はお調べください。
以下のコマンドを実行してMarisDBをインストールします。
apt install mariadb-server -y
MariaDBのセキュリティを向上させるためにいくつかの設定を行います。質問形式での設定になるので、記事通りに進めてください。
mysql_secure_installation
この質問にはVPS接続時と同様の「rootパスワード」を入力して実行します。入力は非表示なので1文字1文字を慎重に入力しましょう。
この質問は、「n」を入力して実行します。
この後も質問が続きますが、全て「y」で入力して問題ありません。
「Thanks for using MariaDB」と表示されたら設定完了です。
VPSのファイアウォールの設定を行っていきます。
デフォルトはファイアウォールが無効になっていることがあるので以下のコマンドで有効にします。
ufw enable
この時に「Command may disrupt existing ssh connections. Proceed with operation (y|n)?」と聞かれたら「y」を入力し、実行してください。
次に、ポート番号の開放を行っていきます。(以下のコマンドを順番に実行してください)
ufw allow 22/tcp
ufw allow 3306/tcp
ufw allow 30110
ufw allow 30120
ufw allow 40120
ポート番号 | プロトコル | 説明 |
---|---|---|
22 | TCP | PowerShell等の接続用ポート番号 |
3306 | TCP | データベース(MariaDB)接続用ポート番号 |
30110 | TCP/UDP | RedMのサーバーリストの表示用ポート番号 |
30120 | TCP/UDP | RedMサーバーの接続用ポート番号 |
40120 | TCP/UDP | txAdminの接続用ポート番号 |
ConoHa VPSをお使いの方はこちらの設定も行ってください!
以下は「ConoHa VPS v3」をお使いの方向けの設定です。
上記の設定だけでは、完全にポート開放ができないため、CoonoHaコントロールパネルから設定を行う必要があります。
左側の「セキュリティ」を選び、「セキュリティグループ」をクリックします。
次に右上の「セキュリティグループ」を開き、セキュリティグループ名に「AllPort」と入力して「保存」します。
作成した「AllPort」を選び、「+」を選択すると以下の画面が表示されます。
通信方向「IN」、イーサタイプ「IPv4」、プロトコル「全て」、IP/CIDR「0.0.0.0/0」を入力します。
その後、「決定」をクリックしてセキュリティルールを保存します。
最後にConoHaコントロールパネルの「ネットワーク情報」より作成した、セキュリティグループ「AllPort」を追加したら設定完了です。
ファイアウォールを設定する理由(豆知識)
全てのポート番号が開放されている状態なのでセキュリティ的に問題があります。
そのため、ファイアウォールを使用して一部のポート番号のみを開放する設定にします。
全てのドアが開放していたのを、玄関のみ開放したイメージです。
接続したファイアウォールを適用するために以下のコマンドを実行します。
ufw reload
きちんとファイアウォールが適用されているか確認してみましょう。
ufw status
「Status: acitve(アクティブ)」となっていれば、ファイアウォール有効になっています。
また、設定したポート番号も表示されていれば問題無く適用されています。
事前にRedMサーバー用のフォルダ(ディレクトリ)を作成しておきます。
Ubuntuでは、フォルダのことをディレクトリと呼びます
以下のコマンドを実行してください。
mkdir redm_server && cd $_
実行後、「redm_server」という画面になっていたら問題なくフォルダ作成ができています。
お疲れ様でした、これでサーバーの初期設定は完了です。
知識ある方が見ると初期設定はこれだけ?と思うかもしれませんが、初心者向けの最低限の初期設定なのでご理解くださいませ。
もっとセキュリティを高めたい!と思う方は、RedMサーバーを立てられたらチャレンジしてみても良いと思います!
RedMサーバーを作成しよう
ようやくRedMサーバーを立てる準備が整ったので、RedMサーバーを立てていきたいと思います。
色々なコマンド操作が必要になってきますが、記事通りに進めてもらえれば、RedMサーバーを立てられるようになっているので、ご安心ください。
必ず、上記のredm_server
の場所に移動している状態から始めて下さい。
サーバーの本体データをダウンロード
まず、サーバーの本体データを公式サイトからダウンロードしていきます。
※最新の推奨版(#7290)をダウンロード先に指定しています。(2024年1月9日時点)
wget https://runtime.fivem.net/artifacts/fivem/build_proot_linux/master/7290-a654bcc2adfa27c4e020fc915a1a6343c3b4f921/fx.tar.xz
本体データは圧縮フォルダになっているので、以下のコマンドで解凍(展開)します。
tar -xvf fx.tar.xz && rm fx.tar.xz
これで必要なデータはダウンロードは完了です。
あとはMariaDBのユーザー設定を行います。
MariaDBのユーザー設定を行う
次にMariaDBを管理するためのユーザー設定を行います。
以下のコマンドを実行して、MariaDB(MySQL)に接続します。
mariadb
次にMariaDBのユーザーを追加し、パスワードを設定します。(username
とpassword
にはご自身で決めたユーザー名とパスワードに置き換える)
create user 'username'@'%' identified by 'password';
MariaDBで追加したユーザーに権限を付与します。(username
とpassword
は、上記の追加したユーザー名とパスワードに置き換える)
grant all privileges on *.* to 'username'@'%' identified by 'password';
これらのユーザー設定をMariaDBに適用します。
flush privileges;
これでMariaDBに関する全ての設定が完了しました。
上記の設定が完了したら以下のコマンドでMariaDBから切断します。
exit
次にRedMサーバーを起動してtxAdminに接続していきます。
RedMサーバーを起動しよう
RedMサーバー(FXServer)を起動して、txAdminというサーバー管理ツールに接続します。
screen -S redm bash ./run.sh
以下のコマンドでサーバーを起動するためのredm_server
に移動します。
cd redm_server
このようなサーバーログが流れたらRedMサーバーの起動完了です。
Use the PIN below to registerに表示された「4桁のPINコード」をメモしてください。
PowerShellは閉じずに、次のステップへ進んでください。
RedMのライセンスキーを取得する
txAdminの接続やRedMサーバーの公開時に、ライセンスキーが必要になるので、RedMサーバーをCfx公式に登録して、ライセンスキーを発行する必要があります。
登録するには以下のリンクを開いてください。
ページを開くと、このような画面になるので、「Sign in」をクリックして、Cfxアカウント登録を行います。
「Create your account」をクリックして、Cfxアカウント登録画面に切り替えます。
アカウント登録のメールアドレスやユーザー名、パスワードを入力して「Create your account」で完了します。
登録したメールアドレスに承認メールが届くので、確認してください。
以下のような承認メールが届くので記載されているURLをクリックして、承認ページへ移動します。
「Click here to activate your account」をクリックして、アカウントの承認してください。
これでCfxアカウント登録は完了しました。
このサイトはMODをダウンロードする時にも使われるので、アカウント情報は大切に保管しておきましょう。
次に、RedMサーバーを登録して、ライセンスキーを発行するので、「Register a new server」をクリックして、サーバー登録画面に移動します。
サーバー情報を登録していきます。登録する情報は以下の通りです。
基本的にIPアドレス以外は入力できれば良いので、適当で問題ありません。
Display name | サーバー登録名を入力 |
Initial server IP address | VPSのIPアドレスを入力 |
Server type | レンタルサーバーはVPSを選択 ※パソコンの場合はOther/Home hostedで良い |
Which server provider are you using? | VPSのサービス名を入力 ※入力できれば何でもよい |
サーバー情報を入力できたら、Google Botにチェックを入れ、「Generate」をクリックしましょう。
これでRedMサーバーのライセンスキー発行が完了しました。
Keyの「Copy」をクリックして、ライセンスキーをコピーしましょう。あとで使うのでメモしておいてください。
Steam Web API Keyを取得する
RedMサーバーを立てるには、Steam Web API Keyを取得する必要があります。
Steam Web API Keyを取得するには、事前にSteamガードモバイル認証を設定する必要があります。
以下のリンクよりSteamのSteam Web API Key取得ページを開き、ドメイン名に「サーバーのIPアドレス」を入力します。
その後、「Steam Web API利用規約に同意します」にチェックを入れて「登録」を押します。
以下のメッセージが表示されたら、スマホアプリの「Steam」を開くと認証画面が表示されます。
下部の
を押して、「1 Pending Confirmation」を押すと、「APIキー承認確認」が届いているのでこれをタップします。その後、内容を確認して「確認」をタップします。
認証が完了すると、画面が切り替わります。
表示されたSteam Web API Keyは後で使う場面があるので、メモしておいてください。
txAdminに接続する
次に、RedMサーバー管理ツールの「txAdmin」に接続するために、以下のURLをブラウザのアドレスバーに入力して検索してください。(123.456.78.9はVPSのIPアドレスに置き換える)
http://123.456.78.9:40120
txAdminの画面になったら、先程の「4桁のPINコード」を入力して「Link Account」をクリックします。
ログイン画面が表示されるので、ライセンスキーを発行したCfxアカウント情報を入力して、「Log in」をクリックします。
CfxアカウントとtxAdminを連携するか確認されるので「CONTINUE」をクリックします。
次に、ログインできなくなった時のバックアップパスワードを設定する必要があるので、新しくパスワードを設定してください。「Password」と「Confirm Password」には同じパスワードが必要です。
入力できたら、同意にチェックし、「Create Master Account」をクリックします。
これでtxAdminに接続完了しました。
RedMサーバーのセットアップを行う
txAdminを使って、RedMサーバーのセットアップを行います。
そのまま「Next」を選び、次のステップへ進みます。
サーバー名を入力し、「Next」を選び、次のステップへ進みます。
「Popular Recipes」を選び、次のステップへ進みます。
MODを導入する前提MODを選択します。
特に理由がなければ、「VORP Core」を選び、次のステップへ進みます。
VORPCoreのデータ保存場所を指定します。
このままでも良いですが、デフォルトの名前が長いので、「Change Path」をクリックします。
「VORPCore_XXXXX.base」から「VORPCore」に変更し、「Save」をクリックします。
最後に「Go to Recipe Deployer」をクリックして、セットアップ完了です。
RedMサーバーの設定を行う
次にRedMサーバーの設定を行います。ここでは、VORPCoreとサーバー設定を生成します。
そのまま「Next」を選び、次のステップへ進みます。
RedMサーバー情報を入力します。
ライセンスキーを貼り付けた後に「Show/Hide Database options (advanced)」をクリックして詳細を開きます。
項目 | 説明 |
---|---|
License Key | ライセンスキーを入力 |
Database Host | localhost(変更しない) |
Database Port | 3306(変更しない) |
Database Username | MariaDBで作成したユーザー名 |
Database Password | MariaDBの作成したパスワード |
Database Name | 上記のセットアップで指定したVORPCoreのデータ保存場所 |
Delete Database | OFF(変更しない) |
steam_webApiKey | 取得したSteam Web API Keyを貼り付ける |
全て入力できたら「Run Recipe」をクリックすると、セットアップをもとにRedMサーバーの構築が始まります。
Run Recipeをクリックしてもエラーが表示されて先に進めない場合
- エラー「Database connection failed: Access denied for user ‘root’@’localhost’」
-
上記のエラーは、セットアップ時のデータベース情報を入力した際に、「ユーザー名」または「パスワード」を間違えている可能性があります。
もう一度、よくご確認してお試しください。
VPS接続に必要なユーザー名とパスワードではなく、MariaDBで作成したユーザー名とパスワードを入力するようにしてください。
- エラー「Database connection failed: connect ECONNREFUSED 123.456.78.9:3306」
-
【エラー1】 Database connection failed: connect ECONNREFUSED 123.456.78.9:3306 If you do not have a database installed, you must download and run MySQL or MariaDB. 【エラー2】 Database connection failed: connect ECONNREFUSED 123.456.78.9:3306 If you do not have a database installed, you can download and run XAMPP.
対処法はこちら
PowerShellのサーバーログから退出する必要があるので、PowerShellの画面をどこでもいいので1回クリックします。
その後、キーボードの「Ctrl+A」キーを1回押し、続けて「D」キーを1回押すと退出できます。
以下のコマンドを実行し、MariaDBの設定ファイルを開きます。
nano /etc/mysql/mariadb.conf.d/50-server.cnf
設定ファイルの「bind address = 127.0.0.1」を「bind address = 0.0.0.0」に変更します。
※カーソル位置の移動は、「←↑↓→」キーを使って移動します。
変更できたら、キーボードの「Ctrl+O」キーを1回押し、続けて「Enter」キーを1回押すと内容を保存できます。
その後、「Ctrl+X」キーで設定ファイルを閉じます。
最後にMariaDBの設定ファイルを適用するために、以下のコマンドを実行します。
systemctl restart mariadb
特に何も表示されませんがこれで解決したと思います。
もう一度、上記の「Run Recipe」をクリックして正常に実行できるかご確認ください。
当記事のコメント欄等で頂いたエラーの対処法を掲載しています。上記以外のエラーがありましたらコメント欄にてご連絡ください。
進捗バーが「DONE」になったら完了の合図です。「Next」をクリックします。
RedMサーバーのサーバー設定が表示されるので、「Save & Run Server」をクリックします。
この画面になったらすべて完了です。
お疲れさまでした、これでRedMサーバーを立てることができました。
あとはRedMサーバーに接続できるか確認しましょう。
RedMサーバーに接続しよう
RedMクライアントをインストールしてない方は、以下のリンクよりクライアントをダウンロード後、インストールを済ませてください。
RedMクライアントを起動できる状態になったら、次のステップへ進んでください。
最初にSteamを起動します。(事前にSteamを起動しておく必要がある)
次にRedMクライアントを起動して、左上の「Play」を選択します。
上部の検索バーに>123.456.78.9
と入力すると、該当のRedMサーバーが表示されるので、Enterキーでサーバーに接続を開始します。
RedMサーバーに接続が開始するとこのような画面に切り替わります。
画面が切り替われば、RedMサーバーの接続完了です!
2回目以降にRedMクライアントを開くと、最後に接続したサーバーが表示されます。
ハートをクリックするとお気に入り登録できて、サーバー接続が簡単になるのでおすすめします。
RedMサーバーのサーバー設定やMOD導入方法
RedMサーバーのサーバー管理は、「txAdmin」を使って行うことができます。
txAdminはサーバーの停止や起動、再起動など様々なサーバー管理を行えて非常に便利です。
随時サーバー設定に関する記事を追加していきます。
よくある質問
- RedMサーバーはPC版以外の端末(プラットフォーム)では参加できませんか?
-
参加できません。
RedMは、PC版のプラットフォームのみに対応しているので、他のPS4やXbox等には対応していません。
- RedMでIPアドレスを入力して検索してもサーバーが表示されません
-
IPアドレスの前に「>」を入れてサーバー検索していますか?
>123.456.78.9
という入力形式でなければサーバーが表示されないのでご注意ください。 - RedMサーバー(txAdmin)をアップデートするにはどうすればいいですか?
-
まず、txAdmin単体のバージョンアップはできないので、RedMサーバーと一緒にアップデートする必要があります。詳しくは以下のアップデート手順をご覧ください。
アップデート手順
STEPtxAdminからサーバーを停止するtxAdminの「Dashboard」を開き、Server Controlの「STOP」でサーバーを停止します。
STEPサーバーの本体データをダウンロードするVPSに接続したPowerShellから以下のコマンドで
redm_server
に移動します。cd redm_server
次にサーバーのアップデートしたい本体データのURL(リンクアドレス)を取得します。
取得したリンクアドレスは以下の「本体データのURL」に置き換えて、コマンドを実行します。
wget 本体データのURL
ダウンロードできたら、解凍コマンドを実行します。
tar -xvf fx.tar.xz && rm fx.tar.xz
STEPScreenを停止する以下のコマンドで起動中のScreenを開きます。
screen -r
その後、「Ctrl+C」キーを押し、Screenが閉じてコマンド入力画面に戻ったらOKです。
STEPRedMサーバーを起動する最後にRedMサーバーを起動させたらバージョンアップ完了です。
screen -S redm bash ./run.sh
バージョンの確認は右下から確認できます。
- RedMサーバーに接続した際に「Steam Required: Please Open Steam and Restart RedM」と表示されて接続できない
-
「Steam Required: Please Open Steam and Restart RedM」というエラーには、2パターンあるので、一致するエラーの対処法を行ってください。
以下のエラーが発生している場合は、RedMを起動する前にSteamを起動しておく必要があります。(RedMの起動時にSteamとの認証を行うため)
- VPSを再起動したらtxAdminに接続できなくなりました
-
VPSを再起動したり、何らかの原因でサーバーが終了すると、自動的にRedMサーバーも停止するのでtxAdminにも接続できなくなります。
以下は、PowerShellからVPSに接続した際のRedMサーバー起動までの手順です。
cd redm_server screen -S redm bash ./run.sh
サーバーログから退出サーバーログからの退出方法は、PowerShellの画面をどこでもいいので1回クリックします。
その後、キーボードの「Ctrl+A」キーを1回押し、続けて「D」キーを1回押すと退出できます。
まとめ
初めてのRedMサーバーはいかがだったでしょうか?
今までRedMサーバーの立て方は、海外の記事ばかりで英語が苦手な方にとっては、なかなか難易度が高かったと思います。ぜひ当記事を参考にRedMサーバーを作ってみてください。
今まで友達や身内同士で遊びたくても遊べなかった方も、レンタルサーバーならコスパ良く使えるので、とりあえず1ヶ月間で使ってみるのもありだと思います。
たくさんのお友達や仲間と一緒にRDR2のRedMサーバーを楽しんでください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
今後とも「揚げポテGameSV」をよろしくお願いします!