【HeidiSQL】データベース管理ソフトの接続方法・使い方を紹介！【ConoHa／XServer／ロリポップ対応】

データベースを管理する上でこんなお悩みはありませんか？

そんな方には、コマンド操作不要で直感的にデータベース管理ができる「HeidiSQL」がおすすめです。基本的にマウス操作だけでデータベースを扱えるので、初心者の方でも簡単に使えます。

この記事では、HeidiSQLの接続方法と基本的な使い方を紹介していきます。初めての方でも分かりやすく画像付きで説明します。

ゲームサーバーの「ConoHa for GAME」や「XServer VPS／for Game」、「ロリポップ! for Gamers」の接続方法も紹介します。

HeidiSQLとは

HeidiSQL（ハイディSQL）は、データベース管理を目的としたWindows向けの無料のソフトウェアです。

MySQLやMariaDB、PostgreSQLなどのデータベースに接続し、データの閲覧、編集、クエリ実行、テーブル作成、編集などを簡単に行えます。初心者でも直感的に使いやすい操作性が特徴です。

また、SSH接続に対応しており、ローカル環境やリモート環境のデータベースにも安全に接続できます。

HeidiSQLのダウンロード&インストール

それでは早速、お使いのパソコンにHeidiSQLをダウンロードして、インストール（セットアップ）しましょう。

HeidiSQLの接続方法

セットアップが完了したら、HeidiSQLを起動して、データベースの接続方法を紹介します。

当サイトは、ゲームサーバー向けの記事を取り扱っているので、データベースを管理する「GTA5 FiveM」を例に接続手順を進めていきます。

HeidiSQLの使い方

次にHeidiSQLの基本的な使い方を紹介したいと思います。

接続してもボタンがいっぱいあって、よく分からないですよね？

今回、グレーの部分は基本的に使わないので、赤枠の範囲の使い方を紹介します。

画面やタブの見方について

HeidiSQLの画面の見方は、1つの画面で見るのではなく、左側が「左画面」、右側を「右画面」と分けて見ることにしましょう。

左画面は、保存されているデータベースが並んでいて、データベース名を1つ選択すると、右画面にデータベースタブが追加され、既に保存されたテーブルが一覧として表示されます。

次に、左画面でデータベースの「 」を押すと、テーブルが表示されます。この中からテーブル名を選択すると、右画面にテーブル名の詳細タブが表示されます。

テーブルに保存（格納）されたデータを確認するには、右隣の「データ」タブをクリックします。

このように分かりやすくデータが表示されました。データ値はクリックすると変更が可能です。

データベースやテーブルの作成

HeidiSQLの画面やタブの見方について、何となくわかりましたかね？

次はデータベースやテーブルの新規作成について紹介していきます。

データベースやテーブルの名前は英数字が一般的です。日本語はエラーの原因になりやすいので控えましょう。

データベースの新規作成

まず、左画面の背景で右クリックをします。

次に「新規作成」にカーソルで触れると、「データベース」が表示されるので、これをクリックします。

データベースの名前を入力して、「OK」をクリックすると、左画面に表示（保存）されます。

これでデータベースの作成は完了です。

テーブル（カラム、レコード）の新規作成

データベースを作成しただけでは、テーブルは空っぽになっています。

テーブルを作成するには、同じく右画面の背景で右クリックをします。

次に「新規作成」にカーソルで触れると、「テーブル」が表示されるので、これをクリックします。

テーブルの名前を入力したら、次にカラムを設定する必要があるので「＋追加」をクリックします。

名前やデータ型などを設定したら「保存」をクリックします。すると左画面に表示（保存）されます。

カラムを追加できたら、次にレコードを設定します。

「データ」タブを選択し、同じく右画面の背景で右クリックします。その後、「＋行の追加」をクリックします。

空のレコードが追加されるので、クリックして入力モードにし、データ入力を行いましょう。

既存のデータ値を変更したい場合もここで変更可能です。

これでテーブルの作成は完了です。

データベースやテーブルの削除

データベースやテーブルを作成するということは、削除することもあると思います。

削除は簡単にできますのでご安心ください。

おまけ｜SQL文から一括でデータ入力する

ゲームサーバーによっては、自分でデータを入力するだけではなく、導入するプラグインやスクリプト側でSQL文が用意されていることがあります。

SQL文だと大量のデータで構成されている事が多いです。HeidiSQLを使って、1つ1つカラムやレコードを追加するのは大変だと思うので、これを一括で入力する方法を紹介します。

このスクリプトでは、以下の画像にある通り、SQL文を実行するように書かれています。

これをHeidiSQLで実行するには、まずSQL文を全文コピーします。

FiveMのスクリプトは、QBCoreのデータベースの中にテーブルとして配置する必要があります。

そのため、左画面から「QBCore」を選択し、右画面で「クエリ」をクリックします。

その後、コピーしたSQL文を貼り付けします。

最後に、貼り付けたSQL文を実行するために「 （実行）」ボタンをクリックします。

実行結果に画像のメッセージが表示されたら実行成功です。

右画面でデータベースタブを確認すると、スクリプト名（okokbilling）が追加されています。

追加されていない場合は、上部の「 （更新）」ボタンをクリックしましょう。

ひとこと

いかがだったでしょうか。HeidiSQLは使い方が分かると便利ですよね！

今回は初めてデータベースを扱う方目線で基本的な操作と使い方をまとめてみました。

ぜひ、今後のデータベース管理に役立てていただければと思います！