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【WinSCP】ファイル管理ソフトの接続方法や使い方を紹介!【徹底解説】
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サーバーを管理する上でこんなお悩みはありませんか?
「コマンドでファイルやフォルダを管理するのが難しい」
「直感的にサーバーデータを管理したい」
「WinSCPの接続方法や使い方がイマイチ分からない」
サーバーを運営していると、ファイル管理が必要な場面ありますよね。慣れていないとイマイチ管理が難しいと感じる方も多いと思います。
そんな方には、コマンド操作不要で直感的にサーバーのファイル管理ができる「WinSCP」がおすすめです。基本的にマウス操作だけでファイル管理を扱えるので、初心者の方でも簡単に使えます。
この記事では、WinSCPの接続方法と基本的な使い方を紹介していきます。初めての方でも分かりやすく画像付きで説明します。
ゲームサーバーの「ConoHa for GAME」や「XServer VPS/for Game」、「ロリポップ! for Gamers」の接続方法も紹介します。
この記事を書いた人
揚げたてのポテト
- 当サイト「揚げポテGameSV」の管理人
- ゲームサーバー運用歴10年以上
- 見やすく、分かりやすくを心掛けて書いています。
目次
WinSCPとは
WinSCPは、ファイル管理を目的としたWindows向けの無料のソフトウェアです。
主にFTPやFTPS、SFTP、SCPなどのプロトコル(ファイル送受信する通信規格のこと)を利用して、サーバーや別のパソコンに接続し、ファイルの閲覧、作成、編集、転送などを簡単に行えます。初心者でも直感的に使いやすい操作性が特徴です。
また、SSH接続に対応しており、リモート環境の接続にも安全にファイル転送できます。
ゲームサーバーにおいても、ファイル管理を必要とする時がありますので、コマンド操作が難しいと感じた方は「WinSCP」を使ってみましょう!
Windows以外のユーザーはCyberduckやFileZillaのFTPソフトがおすすめです。
WinSCPのダウンロード&インストール
それでは早速、お使いのパソコンにWinSCPをダウンロードして、インストールしましょう。
STEP
WinSCPのダウンロード
STEP
インストール(セットアップ)
ダウンロードした「WinSCP-X.X.X-Setup」を開き、セットアップを完了させてください。
基本的に「許諾」、「次へ」、「インストール」で進めて、問題ありません。
WinSCPの接続方法
セットアップが完了したら、WinSCPを起動して、リモート環境への接続方法を紹介します。
当サイトは、ゲームサーバー向けの記事を取り扱っているので、マインクラフトのファイル管理を例に接続手順を進めていきます。
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ゲームサーバーの「ConoHa for GAME」や「XServer VPS/for Game」、「ロリポップ! for Gamers」の接続方法を紹介します。
STEP
セキュリティグループの追加
初期設定では、セキュリティ対策でWinSCP等の外部ソフトに接続できないようになっています。
そのため、これを許可するセキュリティグループを追加する必要があります。
追加方法は、ConoHaコントロールパネルから「ネットワーク情報」を開き、セキュリティグループの「+」をクリックすると許可設定の「IPv4v6-SSH」があるので、これを選択して「保存」しましょう。
STEP
SSHサーバーの起動【一部のMinecraftのみ】
次に管理画面からSSHサーバーを起動する必要があるので、コントロールパネルから「管理画面」をクリックします。
次にログイン画面になるので、ユーザー名に「root」、パスワードに「サーバー追加時に設定したrootパスワード」を入力してください。その後、「ログイン」をクリックします。
最後にサーバー設定のSSHサーバーを「起動」に変更したら完了です。
マイクラサーバーで管理画面がある方は、特に忘れがちの設定なので忘れずに行いましょう!
STEP
WinSCPの接続情報を入力する
WinSCPを起動して、左上の「新しいタブ(新しいセッション)」をクリックします。
パソコンからConoHaに接続するため、以下に必要な情報を入力します。
ホスト名 | ConoHaのIPアドレス |
---|---|
ポート番号(初期のままでOK) | 22 |
ユーザー名 | root |
パスワード | rootパスワード ※サーバー契約時に設定したrootパスワード |
入力できたら「保存」しておくと、2回目以降のログイン時に入力を省略できます。
保存が完了したら「ログイン」を選択して次に進みます。
警告メッセージが表示された場合
警告メッセージが表示されたら、そのまま「承認(はい)」を選択して問題ありません。
STEP
接続完了
画面が切り替わったら、ConoHaサーバーに接続完了しています。
左側は自分のパソコンのフォルダ等で、右側はConoHaのフォルダ等の画面になります。
接続できなかった場合は、接続情報が間違っていないか、しっかり確認してみましょう!
WinSCPの使い方
WinSCPの画面の見方やファイル等のダウンロード&アップロードなどの基本的な使い方を説明していきます。
WinSCPではフォルダのことを「ディレクトリ」と指します。サーバー系はディレクトリの用語で使われることが多いです。当記事では馴染みにあるフォルダ表記にしています。
画面の見方について
WinSCPでサーバーに接続すると、パソコン側とサーバー側のフォルダに分かれます。
一見、沢山のボタンがあって難しそうに感じるかもしれませんが、実際は「パソコン側のボタン」と「サーバー側のボタン」に分かれているだけで機能はほぼ同じです。
左側のボタンを押したらパソコン側のフォルダに反映されて、右側のボタンを押したらサーバー側のフォルダに反映されるようになっています。
個人的によく使うボタンは、以下の赤枠のボタンのみになります。その他のボタンは、ファイルを右クリックすると使える機能なので使いません。
各ボタンの機能について
ボタン機能 | 説明 |
---|---|
① ディレクトリツリーを開く | 現在のフォルダ構造をツリーで表示します。 |
② ディレクトリ・お気に入りを開く | フォルダパスを直接入力したり、パスをお気に入り(ブックマーク)登録することができます。 |
③ 戻る | 前のフォルダに戻ります。 |
④ 進む | 次のフォルダに進みます。 |
⑤ 一つ上へ | 一つ前のフォルダに移動します。 |
⑥ 一番上へ | 一番上のフォルダに移動します。(rootなど) |
⑦ ホームへ | ログインユーザーのフォルダに移動します。 ※rootユーザーでログインすればrootフォルダ、adminユーザーでログインするとadminフォルダに移動します。 |
⑧ 更新 | 最新の情報に更新(反映)します。 |
簡単に説明しましたが、このような機能があります。
①~⑧は押してもファイル等に影響は無いので、説明でよく分からない方は試しにポチポチと押してみましょう。
実際に触ってみると分かりやすいと思います。
ファイル等のダウンロードやアップロードについて
ゲームサーバーでは、ワールドデータをダウンロードしたり、MOD(スクリプトなど)をサーバーにアップロードすることがあると思います。
WinSCPを利用すると、ドラッグ&ドロップだけで簡単に移動できるので非常に便利です。
今回はマインクラフトのワールドデータのダウンロードとアップロードの手順を紹介します。
STEP
ゲームデータのフォルダパスを開く
ゲームデータを開くために、②ボタン「ディレクトリ・お気に入りを開く」を選びます。
次に、ディレクトリを開くに以下のフォルダパスを入力し、「開く」をクリックします。
/opt
大半のレンタルサーバーではopt
にゲームデータが入っています。
今回はマイクラサーバーなのでminecraft_server
を開きます。(レンタルサーバーによって、フォルダ名が異なる)
よく使うフォルダパスはお気に入り登録
WinSCPでログインする度にrootフォルダから始まるため、よく使うフォルダパスはお気に入り登録をしておくと、次回開くときが簡単です。
ディレクトリを開くから「追加」をクリックすると登録できます。
STEP
ワールドデータをダウンロードする
ワールドデータをダウンロードするには、上部のダウンロードボタンや右クリックのダウンロードから可能ですが、簡単なのはドラッグ&ドロップでパソコン側フォルダに移動させることです。
これだけでダウンロード完了です。
STEP
ワールドデータをアップロードする
別のワールドデータで遊びたい時は、ワールドデータをサーバーにアップロードする必要があります。
アップロード先に同じ名前のフォルダがあると上書きされてしまうため、事前に「削除」または「名前の変更」で変えておきましょう。(今回は削除を選びます)
アップロード方法は、さっきの逆で、サーバー側フォルダにドラッグ&ドロップを行います。
STEP
所有者権限の変更
他のデータは所有者が「minecraft」になっているのに対し、アップロードしたワールドデータは所有者「root」になっているのが分かりますか?
これは、rootユーザーでログインしているので、データの所有者がrootになっています。
このままだと所有者権限エラーでマイクラサーバーが起動できないので、所有者を「minecraft」に変更する必要があります。
ワールドデータを選択した状態で右クリックして「プロパティ」を開きます。
所有者とグループがroot[0]
となっているので「 」をクリックしてminecraft[1000]
を選択します。
一番下の「所有者・グループ・パーミッションを再帰的に設定する」にもチェックを入れてください。
その後、「OK」をクリックすると所有権が「minecraft」に変わると思います。
「所有者・グループ・パーミッションを再帰的に設定する」にチェックを入れないと、下層フォルダやファイルに所有者等が反映されないのでご注意ください。
STEP
完了
これでワールドデータのダウンロードやアップロード完了です。
あとはマイクラサーバーを起動してワールドが反映されているか確認しましょう。
- 手順は合っているのにマイクラサーバーが起動できなくなった
-
上記の手順をもう一度ご確認ください。
もしくはワールドロック(セッションロック)が原因かもしれません。
サーバーフォルダにあるワールドデータを開くと「session.lock」ファイルがある場合があります。
この「session.lock」を削除してから、マイクラサーバーの起動をお試しください。
ゲーム設定(サーバー設定)の変更について
ゲームサーバーを運営していると、ゲーム設定(サーバー設定)やコードを変更する場面があると思います。
WinSCPでは、直接ファイルにアクセスして、メモ帳形式で編集を行うことができます。
また、内臓エディタや標準のメモ帳以外にも、外部エディタ(サクラエディタやVSCode等)を登録することも可能です。
試しにサクラエディタでサーバー設定ファイルを開いてみました。
このようにメモ帳形式で直接編集することができます。
外部エディタの設定方法
サクラエディタやVSCode等の外部エディタをWinSCPで使えるように設定します。
左上の「
」または、オプションの「環境設定」をクリックします。環境設定の「エディタ」を選び、「追加」をクリックします。
「外部エディタ」を選び、「参照」から外部エディタの実行ファイル(.exe)を指定します。
指定できたら、「OK」→「OK」で設定完了です。
ひとこと
WinSCPの使い方等はいかがだったでしょうか?
今回は初心者向けに分かりやすく、接続方法や使い方をまとめてみました。
ぜひ、当記事を参考にして、ゲームサーバー運用に役立ててもらえたら嬉しいです。
今回紹介したのは一部の機能になります。WinSCPにはまだまだ便利な機能があるので、慣れてきたら色々と触ってみると良いと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました。
今後とも「揚げポテGameSV」をよろしくお願いします!
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